“手早”の読み方と例文
読み方割合
てばや100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
壁にかけてある制服を下ろすと、手早てばやこれに着換えました。それから一散いっさんに家を飛び出して更けた真夜中の街路に走り出でました。
壊れたバリコン (新字新仮名) / 海野十三(著)
私は、出てしまふ決心をしました時にたゞ二つのこときり考へませんでした。手早てばやく、そして、誰にも知れないようにといふことでございます。
おまけに先刻さつき手早てばや藝當げいたうその效果きゝめあらはしてたので、自分じぶん自分じぶんはらまり、車窓しやさうから雲霧うんむうもれた山々やま/\なが
湯ヶ原ゆき (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)