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一散
ふりがな文庫
“一散”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いっさん
77.4%
いつさん
22.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いっさん
(逆引き)
壁にかけてある制服を下ろすと、
手早
(
てばや
)
く
之
(
これ
)
に着換えました。それから
一散
(
いっさん
)
に家を飛び出して更けた真夜中の街路に走り出でました。
壊れたバリコン
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
一散
(
いっさん
)
に浅吉のいた方向に向って
馳
(
は
)
せ出したのは、魂を失うたように、うろうろしていた浅吉が、今しも一本の木の枝を選んで
大菩薩峠:23 他生の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
一散(いっさん)の例文をもっと
(24作品)
見る
いつさん
(逆引き)
『
稻妻
(
いなづま
)
! お
前
(
まへ
)
何處
(
どこ
)
へ
行
(
い
)
つたの、さあ、
之
(
これ
)
から
競走
(
かけつくら
)
だよ。』と、
私
(
わたくし
)
の
膝
(
ひざ
)
から
跳
(
をど
)
つて、
犬
(
いぬ
)
の
首輪
(
くびわ
)
に
手
(
て
)
をかけて、
一散
(
いつさん
)
に
磯
(
いそ
)
打
(
う
)
つ
浪
(
なみ
)
の
方
(
かた
)
へ
走
(
はし
)
り
出
(
だ
)
した。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
博士
(
はかせ
)
は
頻
(
しきり
)
に
指
(
ゆびさ
)
しをして
居
(
ゐ
)
たが、
口
(
くち
)
が
利
(
き
)
けないらしかつた、で、
一散
(
いつさん
)
に
駆
(
か
)
けて、
来
(
き
)
て
黙
(
だま
)
つて
小屋
(
こや
)
の
前
(
まへ
)
を
通
(
とほ
)
らうとする。
化鳥
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
一散(いつさん)の例文をもっと
(7作品)
見る
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
散
常用漢字
小4
部首:⽁
12画
“一散”で始まる語句
一散走
一散歩
検索の候補
一散走
一散歩
一目散
“一散”のふりがなが多い著者
黒岩涙香
中里介山
押川春浪
泉鏡太郎
三遊亭円朝
樋口一葉
伊藤左千夫
長塚節
泉鏡花
永井荷風