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早手
ふりがな文庫
“早手”の読み方と例文
読み方
割合
はやて
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はやて
(逆引き)
海の方からして、真黒な雲が出て来たと思うと、
早手
(
はやて
)
の風が吹起って、川浪も立てば、穂波も立ち、見る見る昼も夜の如く暗くなって、大夕立、大
雷鳴
(
かみなり
)
。
悪因縁の怨
(新字新仮名)
/
江見水蔭
(著)
朝まだき、伊太夫の大船が、竹生島の前に船がかりしてまだ動かない先に、一隻の
早手
(
はやて
)
がありまして、これは東の方から真一文字に朝霧を破って走りついて来ました。
大菩薩峠:39 京の夢おう坂の夢の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
恐らくこれは
早手
(
はやて
)
ともいう可きもので、長いように思ったが、時間は三、四十分に過ぎなかったであろう。雨燕も真物であったか否か不明である、唯雨中に出現したのでそう書いたものに過ぎない。
木曽駒と甲斐駒
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
早手(はやて)の例文をもっと
(3作品)
見る
早
常用漢字
小1
部首:⽇
6画
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
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