“當藝”の読み方と例文
読み方割合
たぎ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其處そこよりたして、當藝たぎの上に到ります時に、詔りたまはくは、「吾が心、恆はそらかけり行かむと念ひつるを、今吾が足え歩かず、たぎたぎしくなりぬ」
かれ其地そこに名づけて當藝たぎといふ。其地そこよりややすこし幸でますに、いたく疲れませるに因りて、御杖をかして、ややに歩みたまひき。かれ其地そこに名づけて杖衝坂つゑつきざかといふ。
其處からお立ちになつて當藝たぎの野の上においでになつた時に仰せられますには