雲霧もや/\)” の例文
扨いよ/\了見を定めて上人様の御眼にかゝり所存を申し上げて見れば、好い/\と仰せられた唯の一言に雲霧もや/\もう無くなつて、すゞしい風が大空を吹いて居るやうな心持になつたは
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)