“画幀”のいろいろな読み方と例文
旧字:畫幀
読み方割合
がとう50.0%
ぐわてい50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
海の水平線は画幀がとうの上部を狭くかぎって、青灰色の天空が風に流れている。そこには島山しまやまの噴煙がなびき、雲がっている。
春光嬉々として空に一点の雲翳うんえいなき意外の好天気と相成、明け放したる窓の晴心地に、壁上のベクリンが画幀ぐわていも常よりはいと鮮やかに見られ候。
渋民村より (新字旧仮名) / 石川啄木(著)