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『東西相触れて』
ふりがな文庫
『
東西相触れて
(
とうざいあいふれて
)
』
あるいは東、あるいは西といえば如何にも両者の間に懸隔あるように聞ゆる。文章家はかくの如き文字を用いて相容れざる差を示す。かの有名な詩篇の内にも西と東の隔たる如く云々とある。この言に限らず総ての対照的文字は濫用され易い。近頃世間に用いらるる左 …
著者
新渡戸稲造
ジャンル
社会科学 > 社会 > 社会学
初出
「東西相触れて」1928(昭和3)年10月29日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約12分(500文字/分)
朗読目安時間
約19分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
碧空
(
ひきくう
)
存在
(
ビーイング
)
明
(
あきらか
)
何
(
いず
)
異
(
ことな
)
研
(
きわ
)
蟠
(
わだかまり
)
苦
(
くるし
)
質
(
ただ
)
当
(
あ
)
憾
(
うらみ
)
聞
(
きこ
)
能
(
あた
)
篤
(
あつ
)
姑
(
しばら
)
憧
(
あこ
)
相逢
(
あいあ
)
真円
(
まんまる
)
縦
(
たて
)
相容
(
あいい
)
盛
(
さかん
)
畏縮
(
いしゅく
)
猶太
(
ユダヤ
)
独立
(
どくりつ
)
濫用
(
らんよう
)
渺茫
(
びょうぼう
)
確
(
たしか
)
窺
(
うかが
)
総
(
すべ
)
朋
(
とも
)
脊
(
せ
)
蒙
(
こうむ
)
蘊奥
(
うんおう
)
西漸
(
せいぜん
)
詩篇
(
しへん
)
詭弁
(
きべん
)
誉詞
(
ほめことば
)
誰人
(
たれびと
)
遮
(
さえぎ
)
阻隔
(
そかく
)
隔
(
へだ
)
雲翳
(
うんえい
)
咀嚼
(
そしゃく
)
差
(
さ
)
審
(
つまびらか
)
寧
(
むし
)
定
(
き
)
如何
(
いか
)
夢恋
(
ゆめこい
)
埃及
(
エジプト
)
哩
(
マイル
)
希臘
(
ギリシャ
)
呎
(
フィート
)
合掌
(
がっしょう
)
倫敦
(
ロンドン
)
何時
(
いつ
)
何処
(
どこ
)
伯林
(
ベルリン
)
云々
(
うんぬん
)
乾坤
(
けんこん
)
挙
(
あ
)
波斯
(
ペルシャ
)
東漸
(
とうぜん
)
朦朧
(
もうろう
)
中庸
(
ちゅうよう
)
星霜
(
せいそう
)
易
(
やす
)
数多
(
あまた
)
損
(
そこ
)
涵養
(
かんよう
)
拡
(
ひろ
)
折角
(
せっかく
)
懸隔
(
けんかく
)
慕
(
した
)
想
(
おも
)
悦
(
よろこ
)
忌
(
い
)