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東漸
ふりがな文庫
“東漸”の読み方と例文
読み方
割合
とうぜん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とうぜん
(逆引き)
その海外知識はまた、宗教を通じ、美術を通じ、鉄砲を通じ、織物や陶器や
自鳴鐘
(
とけい
)
を通じて——日に月に
滔々
(
とうとう
)
と
東漸
(
とうぜん
)
して来た時でもあった。
新書太閤記:06 第六分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
私は画の方は心得がないから、
何
(
なん
)
とも申しかねるが、あれは仏国の現代の風潮が
東漸
(
とうぜん
)
した結果ではないでしょうか。とにかく、画でも詩でも文でも構わない。
文芸の哲学的基礎
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
今や日本の中世的な封建制度はヨーロッパ人の
東漸
(
とうぜん
)
とともに消滅せざるを得ない時となって来ている、それを見抜いたのが前公使のアールコックであり、また
夜明け前:03 第二部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
東漸(とうぜん)の例文をもっと
(9作品)
見る
“東漸”の意味
《名詞》
文化や勢力などが次第に東方へ進むこと。
(出典:Wiktionary)
東
常用漢字
小2
部首:⽊
8画
漸
常用漢字
中学
部首:⽔
14画
“東”で始まる語句
東
東京
東雲
東風
東山
東寺
東南
東屋
東方
東路
“東漸”のふりがなが多い著者
関寛
新渡戸稲造
蒲原有明
吉川英治
斎藤茂吉
島崎藤村
夏目漱石