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とうぜん
ふりがな文庫
“とうぜん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
陶然
50.0%
当然
16.7%
東漸
16.7%
蕩然
5.6%
當然
3.7%
嗒然
1.9%
当前
1.9%
洞然
1.9%
鬧然
1.9%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
陶然
(逆引き)
八郎は雪代の酌を受けて、
恭
(
うやうや
)
しく頂いた——その癖酌を受けたのは今ばかりではない、もういい加減酔っている。実は私も
陶然
(
とうぜん
)
としていた。
卵塔場の天女
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
とうぜん(陶然)の例文をもっと
(27作品)
見る
当然
(逆引き)
したから、このくらいの
天罰
(
てんばつ
)
は
当然
(
とうぜん
)
です。だが、死ぬまえにほんのわずかのあいだでも、
善心
(
ぜんしん
)
にたちかえることができたのはぼくの一生のうちの幸福です
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
とうぜん(当然)の例文をもっと
(9作品)
見る
東漸
(逆引き)
私は画の方は心得がないから、
何
(
なん
)
とも申しかねるが、あれは仏国の現代の風潮が
東漸
(
とうぜん
)
した結果ではないでしょうか。とにかく、画でも詩でも文でも構わない。
文芸の哲学的基礎
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
とうぜん(東漸)の例文をもっと
(9作品)
見る
▼ すべて表示
蕩然
(逆引き)
黄口少年、乳臭いまだ乾かず、わずかに数巻の西籍を読み、
生呑活剥
(
せいどんかっぱく
)
、
儼然
(
げんぜん
)
学者をもっておるものあり、利をむさぼりてあくなきものあり。節義の風、廉恥の俗、
蕩然
(
とうぜん
)
地をはらう。
妖怪学講義:01 再版につきて一言を題す
(新字新仮名)
/
井上円了
(著)
とうぜん(蕩然)の例文をもっと
(3作品)
見る
當然
(逆引き)
かような
状態
(
じようたい
)
にある
土地
(
とち
)
に
於
(
おい
)
て、
從來
(
じゆうらい
)
の
温泉
(
おんせん
)
は
湧出量
(
ゆうしゆつりよう
)
が
増
(
ま
)
したり、
隨
(
したが
)
つて
温度
(
おんど
)
も
上
(
のぼ
)
ることあるは
當然
(
とうぜん
)
である。
火山の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
とうぜん(當然)の例文をもっと
(2作品)
見る
嗒然
(逆引き)
しかも巽斎はその詩文にさへ、
妄
(
みだり
)
に才力を
弄
(
ろう
)
さうとしない。たとひ応酬の義理は欠いても、唯好句の
嗒然
(
とうぜん
)
と懐に入る至楽を守つてゐる。
僻見
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
とうぜん(嗒然)の例文をもっと
(1作品)
見る
当前
(逆引き)
それは無論であるが、時と場所とで、
自
(
おの
)
ずから制限されるのもまた
当前
(
とうぜん
)
である。英国人のかいた
山水
(
さんすい
)
に明るいものは一つもない。
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
とうぜん(当前)の例文をもっと
(1作品)
見る
洞然
(逆引き)
祠
(
ほこら
)
の内は
床板
(
ゆかいた
)
もなく
洞然
(
とうぜん
)
として、六尺ばかり掘り下げてある。
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
とうぜん(洞然)の例文をもっと
(1作品)
見る
鬧然
(逆引き)
イヤイー、イヤイーと呼ぶ牛方の声援が起こると、もう四周の崖の上は、雑然
鬧然
(
とうぜん
)
として興奮した。ウワーというどよめきが白髪神社を埋める杉の大樹の森を揺すった。
越後の闘牛
(新字新仮名)
/
佐藤垢石
(著)
とうぜん(鬧然)の例文をもっと
(1作品)
見る
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