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もっとも
ふりがな文庫
“もっとも”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
尤
38.7%
道理
35.1%
最
18.0%
理
3.6%
有理
2.6%
妥当
0.5%
当然
0.5%
最上
0.5%
至当
0.5%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
尤
(逆引き)
只今
(
ただいま
)
のご質問はいかにもご
尤
(
もっとも
)
であります。多少御実験などもお話になりましたが実は
遺憾
(
いかん
)
乍
(
なが
)
らそれはみな実験になって居りません。
ビジテリアン大祭
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
もっとも(尤)の例文をもっと
(50作品+)
見る
道理
(逆引き)
やがて
盗賊
(
とうぞく
)
どもは、
生人形
(
いきにんぎょう
)
を
奥
(
おく
)
から
持
(
も
)
ってきましたが、
首
(
くび
)
はぬけ手足はもぎれて、さんざんな
姿
(
すがた
)
になっていました。それも
道理
(
もっとも
)
です。
人形使い
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
もっとも(道理)の例文をもっと
(50作品+)
見る
最
(逆引き)
絶間なき
秩父
(
ちちぶ
)
おろしに草も木も一方に傾き倒れている
戸田橋
(
とだばし
)
の両岸の如きは、放水路の風景の中その
最
(
もっとも
)
荒凉たるものであろう。
放水路
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
もっとも(最)の例文をもっと
(35作品)
見る
▼ すべて表示
理
(逆引き)
こりゃ
理
(
もっとも
)
だ。実は
私
(
てまえ
)
の方が思いがけないんで。お顔を覚えておりません。
誰方
(
どなた
)
、という挨拶で、ちと照れましたがな。
式部小路
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
もっとも(理)の例文をもっと
(7作品)
見る
有理
(逆引き)
叔父の不審は成るほど
有理
(
もっとも
)
至極であるが、併し真逆に余と怪美人とを此の室へ閉じ籠めて外から、錠を卸して去る様な悪戯者が有ろうとは、誰とて思い寄る筈がない
幽霊塔
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
もっとも(有理)の例文をもっと
(5作品)
見る
妥当
(逆引き)
妥当
(
もっとも
)
の注意を与えてくれた! ……詭計ではない天の告げじゃ! ……信じてよかろう、中津川の方へ行こうぞ!
あさひの鎧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
もっとも(妥当)の例文をもっと
(1作品)
見る
当然
(逆引き)
「では
当然
(
もっとも
)
と
思
(
おぼ
)
しめすか」
神州纐纈城
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
もっとも(当然)の例文をもっと
(1作品)
見る
最上
(逆引き)
時に、
継母
(
ままおや
)
の取った手段は、極めて平凡な、しかも
最上
(
もっとも
)
常識的なものであった。
革鞄の怪
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
もっとも(最上)の例文をもっと
(1作品)
見る
至当
(逆引き)
汝一人に
重石
(
おもし
)
を
背負
(
しょ
)
ってそう沈まれてしもうては源太が男になれるかやい、つまらぬ思案に身を
退
(
ひ
)
いて馬鹿にさえなって居ればよいとは、分別が
摯実
(
くすみ
)
過ぎて
至当
(
もっとも
)
とは云われまいぞ
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
もっとも(至当)の例文をもっと
(1作品)
見る
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