“もっとも”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
39.1%
道理34.9%
18.2%
3.6%
有理2.1%
妥当0.5%
当然0.5%
最上0.5%
至当0.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
只今のご質問はいかにもごであります。多少御実験などもお話になりましたが実は遺憾らそれはみな実験になって居りません。
ビジテリアン大祭 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
やがて盗賊どもは、生人形からってきましたが、はぬけ手足はもぎれて、さんざんな姿になっていました。それも道理です。
人形使い (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
絶間なき秩父おろしに草も木も一方に傾き倒れている戸田橋の両岸の如きは、放水路の風景の中その荒凉たるものであろう。
放水路 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
こりゃだ。実はの方が思いがけないんで。お顔を覚えておりません。誰方、という挨拶で、ちと照れましたがな。
式部小路 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
叔父の不審は成るほど有理至極であるが、併し真逆に余と怪美人とを此の室へ閉じ籠めて外から、錠を卸して去る様な悪戯者が有ろうとは、誰とて思い寄る筈がない
幽霊塔 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)
妥当の注意を与えてくれた! ……詭計ではない天の告げじゃ! ……信じてよかろう、中津川の方へ行こうぞ!
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
「では当然しめすか」
神州纐纈城 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
時に、継母の取った手段は、極めて平凡な、しかも最上常識的なものであった。
革鞄の怪 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
汝一人に重石背負ってそう沈まれてしもうては源太が男になれるかやい、つまらぬ思案に身を退いて馬鹿にさえなって居ればよいとは、分別が摯実過ぎて至当とは云われまいぞ
五重塔 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)