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ふりがな文庫
“
有理
(
もっとも
)” の例文
と荒川さんは
有理
(
もっとも
)
らしい解答を与えた。この御隠居さんも軍人で、お祖父さんと同じく少将だが、海軍だ。
何方
(
どっち
)
も日清日露の戦役を経ている。
親鳥子鳥
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
叔父の不審は成るほど
有理
(
もっとも
)
至極であるが、併し真逆に余と怪美人とを此の室へ閉じ籠めて外から、錠を卸して去る様な悪戯者が有ろうとは、誰とて思い寄る筈がない
幽霊塔
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
なるほど
有理
(
もっとも
)
なことだ。食事をせねばならぬ。生活は元どおりにつづけてゆかねばならぬ。
父
(新字新仮名)
/
モーリス・ルヴェル
(著)
「三輪の言うことも道理だ。村岡の申分も
有理
(
もっとも
)
だ。しかし
食物
(
くいもの
)
のことなんかで喧嘩をするのは止せよ、若い者」
ぐうたら道中記
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
「そうそう、
有理
(
もっとも
)
だ、すぐ
準備
(
したく
)
をしてくれ。ジャンや、お前も一緒に食べるがいい」
父
(新字新仮名)
/
モーリス・ルヴェル
(著)
▼ もっと見る
「それは浩二の言うことが
有理
(
もっとも
)
さ。逆吃は箸を渡さずに飲んでも止まる。深呼吸をしても止まる」
親鳥子鳥
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
ねえ、三輪君、あれは巡査の怒ったのも
有理
(
もっとも
)
だよ
ぐうたら道中記
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
とお母さんは極めて
有理
(
もっとも
)
なことを主張した。
ぐうたら道中記
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
「親として
有理
(
もっとも
)
な心配だよ」
村の成功者
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
“有理”の意味
《名詞》
道理が通っていること。
加減乗除以外の演算を含まないこと。
(出典:Wiktionary)
有
常用漢字
小3
部首:⽉
6画
理
常用漢字
小2
部首:⽟
11画
“有”で始まる語句
有
有難
有無
有様
有之
有頂天
有耶無耶
有名
有明
有体