“もっと”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
98.2%
1.3%
一段0.2%
0.2%
0.2%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もっとも私は親が生んだので、親はまたその親が生んだのですから、私は唯一人でぽつりと木のまたから生れた訳ではない。
無題 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
目科は外の品よりも是等これらの瓶にもっとも其眼を注ぎ殊に其瓶の口を仔細にあらたむる様子なれば余は初て合点行けり
血の文字 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)
今日こんにち裁判さいばん状態じょうたいにては、もっともありべきことなので、そうじて他人たにん艱難かんなんたいしては
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
「少し違うぜ、春のが、山姫のおつかわしめだと、向うへ出たのは山の神の落子おとしごらしいよ、がらゆきが——もっとも今度の方はお前にはえんがある。」
若菜のうち (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
俯向うつむき轉倒ころばしゃったな? いま一段もっと怜悧者りこうものにならッしゃると、仰向あふむけ轉倒ころばっしゃらう、なァ
此の娘は年頃十八九になりましょうか、色のくっきり白い、鼻筋の通った、口元の可愛らしい、眼のきょろりとした……と云うと大きな眼付で、少し眼に怖味こわみはありますが、もっと巾着切きんちゃくきりのような眼付では有りません
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
「いかさまそれはもっともである……しかし、どうだな、ありそうかな?」
八ヶ嶽の魔神 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)