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最
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もっと
ふりがな文庫
“
最
(
もっと
)” の例文
しかるにケーポンは施術後一年かあるいは十五か月位に至って
最
(
もっと
)
も
美味
(
びみ
)
な肉になるのでその点だけでも養鶏家には非常の利益がある。
食道楽:春の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
最
(
もっと
)
もその三味線を弾く時、母親の歌った声は、まだ娘の耳に残っている。その歌は、その頃、よく分らなかったから覚えている筈がない。
僧
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「少し違うぜ、春のが、山姫のおつかわしめだと、向うへ出たのは山の神の
落子
(
おとしご
)
らしいよ、
柄
(
がら
)
ゆきが——
最
(
もっと
)
も今度の方はお前には
縁
(
えん
)
がある。」
若菜のうち
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
それが、半聾者にとると、
最
(
もっと
)
も不安な時で、つまり、欧氏管から入る外部の音響が、唇で遮断されてしまうからなんだよ
オフェリヤ殺し
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
ソログーブの
最大傑作
(
さいだいけっさく
)
は『
小悪魔
(
しょうあくま
)
』とされているが、われわれに
最
(
もっと
)
も
愛着
(
あいちゃく
)
を
感
(
かん
)
じさせる、
親
(
した
)
しみ
深
(
ぶか
)
い
作品
(
さくひん
)
は
短篇
(
たんぺん
)
、
殊
(
こと
)
に
少年少女
(
しょうねんしょうじょ
)
を
主題
(
しゅだい
)
にした
短篇小説
(
たんぺんしょうせつ
)
である。
身体検査
(新字新仮名)
/
フョードル・ソログープ
(著)
▼ もっと見る
更
(
さら
)
に
彼女
(
かのじょ
)
はその
生涯
(
しょうがい
)
の
最
(
もっと
)
も
重要
(
じゅうよう
)
なる
時期
(
じき
)
、十七
歳
(
さい
)
から三十三
歳
(
さい
)
までを
三浦半島
(
みうらはんとう
)
で
暮
(
く
)
らし、四百
年
(
ねん
)
前
(
ぜん
)
彼女
(
かのじょ
)
の
守護霊
(
しゅごれい
)
が
親
(
したし
)
める
山河
(
さんが
)
に
自分
(
じぶん
)
も
親
(
した
)
しんだのでありました。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
アンドレイ、エヒミチはこう
云
(
い
)
う
病院
(
びょういん
)
の
有様
(
ありさま
)
では、
熱病患者
(
ねつびょうかんじゃ
)
、
肺病患者
(
はいびょうかんじゃ
)
には
最
(
もっと
)
もよくないと、
始終
(
しじゅう
)
思
(
おも
)
い
思
(
おも
)
いするのであるが、それをまたどうすることも
出来
(
でき
)
ぬのであった。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
然るに北多摩郡でも
最
(
もっと
)
も東京に近い千歳村の僅か五百五十町歩の
畑地
(
はたち
)
の中、
地味
(
ちみ
)
も便利も
屈指
(
くっし
)
の六十余町歩、即ち畑地の一割強を
不毛
(
ふもう
)
の寺院墓地にして了うのは、惜しいものだ。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
右
(
みぎ
)
の
御鏡
(
みかがみ
)
は
早速
(
さっそく
)
岩屋
(
いわや
)
の
奥
(
おく
)
の、
程
(
ほど
)
よき
高
(
たか
)
さの
壁
(
かべ
)
の
凹所
(
くぼみ
)
に
据
(
す
)
えられ、
私
(
わたくし
)
の
礼拝
(
らいはい
)
の
最
(
もっと
)
も
神聖
(
しんせい
)
な
目標
(
もくひょう
)
となりました。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
「
何故
(
なぜ
)
と申すでもありませんがな……先ず当節のお若い方が……というのでござる。はははは、近い話がな。
最
(
もっと
)
もそう申すほど、
私
(
わたくし
)
が、まだ年配ではありませんけれども、」
春昼
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
彼
(
かれ
)
が
最
(
もっと
)
も
好
(
この
)
む
所
(
ところ
)
の
書物
(
しょもつ
)
は、
歴史
(
れきし
)
、
哲学
(
てつがく
)
で、
医学上
(
いがくじょう
)
の
書物
(
しょもつ
)
は、ただ『
医者
(
ヴラーチ
)
』と
云
(
い
)
う一
雑誌
(
ざっし
)
を
取
(
と
)
っているのに
過
(
す
)
ぎぬ。
読書
(
どくしょ
)
し
初
(
はじ
)
めるといつも
数時間
(
すうじかん
)
は
続様
(
つづけさま
)
に
読
(
よ
)
むのであるが、
少
(
すこ
)
しもそれで
疲労
(
つかれ
)
ぬ。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
神
(
かみ
)
として
最
(
もっと
)
も
戒
(
いまし
)
むべきは
怠慢
(
たいまん
)
の
仕打
(
しうち
)
、
同時
(
どうじ
)
に
最
(
もっと
)
も
慎
(
つつし
)
むべきは
偏頗不正
(
へんばふせい
)
の
処置
(
しょち
)
である。
怠慢
(
たいまん
)
に
流
(
なが
)
るる
時
(
とき
)
はしばしば
大事
(
だいじ
)
をあやまり、
不正
(
ふせい
)
に
流
(
なが
)
るる
時
(
とき
)
はややもすれば
神律
(
しんりつ
)
を
紊
(
みだ
)
す。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
向うの山かけて映る
工合
(
ぐあい
)
が
直
(
じ
)
き目の前で燃している景色——
最
(
もっと
)
も
靄
(
もや
)
に包まれながら——
春昼
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
故意
(
こい
)
ならず
犯罪
(
はんざい
)
を
為
(
な
)
すことが
無
(
な
)
いとも
云
(
い
)
われぬ、
人
(
ひと
)
の
讒言
(
ざんげん
)
、
裁判
(
さいばん
)
の
間違
(
まちがい
)
などはあり
得
(
う
)
べからざることだとは
云
(
い
)
われぬ、そもそも
裁判
(
さいばん
)
の
間違
(
まちがい
)
は、
今日
(
こんにち
)
の
裁判
(
さいばん
)
の
状態
(
じょうたい
)
にては、
最
(
もっと
)
もあり
得
(
う
)
べきことなので
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
「さようで、
最
(
もっと
)
も
古歌
(
こか
)
でありますそうで、
小野小町
(
おののこまち
)
の、」
春昼
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
“最”の解説
路最(ろさい)は、衛氏朝鮮の国家運営にあたった4人の合議メンバー(朝鮮相路人、朝鮮相韓陰、尼谿相参、将軍王唊)の1人である路人の子。
(出典:Wikipedia)
最
常用漢字
小4
部首:⽈
12画
“最”を含む語句
最初
最後
最中
最先
最終
最惜
最前
最上
最愛
最早
最近
最高
眞最中
最期
最少
最大
最上川
最一
最低
最合
...