“肺病患者”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はいびょうかんじゃ40.0%
はいびやうくわんじや20.0%
はいびょうやみ20.0%
テーベー20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
アンドレイ、エヒミチはこう病院びょういん有様ありさまでは、熱病患者ねつびょうかんじゃ肺病患者はいびょうかんじゃにはもっともよくないと、始終しじゅうおもおもいするのであるが、それをまたどうすることも出来できぬのであった。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
アンドレイ、エヒミチは恁云かうい病院びやうゐん有樣ありさまでは、熱病患者ねつびやうくわんじや肺病患者はいびやうくわんじやにはもつとくないと、始終しゞゆうおもひ/\するのであるが、れをまた奈何どうすること出來できぬのでつた。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
ほかのネパールとかあるいはブータンとかの種族はこれほどに清潔でない。そうしてその顔容かおかたち及び色の白さ加減はまた日本人の肺病患者はいびょうやみによう似て居る。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
いかにも肺病患者テーベーらしい卑劣な利己的な感情を、どこか心の隅にもっていたからである。