“小悪魔”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しょうあくま66.7%
ポルターガイスト33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ソログーブの最大傑作さいだいけっさくは『小悪魔しょうあくま』とされているが、われわれにもっと愛着あいちゃくかんじさせる、したしみぶか作品さくひん短篇たんぺんこと少年少女しょうねんしょうじょ主題しゅだいにした短篇小説たんぺんしょうせつである。
身体検査 (新字新仮名) / フョードル・ソログープ(著)
悪魔は、兄弟たちが財産の分け方でけんかをするだろうと思っていたのに、べつにいさかいもなく、仲良く別れて行ったので大へん腹を立てて、早速三人の小悪魔しょうあくまを呼び集めました。
イワンの馬鹿 (新字新仮名) / レオ・トルストイ(著)
しかし、どうあっても僕には、レヴェズがそんな、小悪魔ポルターガイストの役を勤めたとは信じられんよ。必ずその解答は、君が発見した紋章のない石クレストレッス・ストーン——にあるに相違ないのだ
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
どうして、あのファウスト博士に、そんな小悪魔ポルターガイストが必要なもんか。やはり、悪鬼の陰険な戦術なんだよ。で、仮令たとえば家族の中に、一人冷酷無残な人物があったとしよう。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)