“眞最中”のいろいろな読み方と例文
新字:真最中
読み方割合
まつたゞなか40.0%
まつさいちう20.0%
まつさいちゆう20.0%
まもなか20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
孃さまがたは庭に出て追羽子おひはごに餘念なく、小僧どのはまだお使ひより歸らず、お針は二階にてしかも聾なれば子細なし、若旦那はと見ればお居間の炬燵に今ぞ夢の眞最中まつたゞなか、拜みまする神さま佛さま
大つごもり (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
なし是より三人づれにて丸龜城下なる後藤半四郎の方へといたりけり又後藤方にては此日は丁度ちやうど稽古日けいこびにておほく門弟もんていあつま竹刀しなひおと懸聲かけごゑかまびしく今稽古けいこ眞最中まつさいちうなる所へ三人は玄關げんくわんかゝ案内あんない
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
もう如何しても待つてはあげられませぬと酒屋が催促して居る眞最中まつさいちゆうに澁り切つてやつて來た。
一家 (旧字旧仮名) / 若山牧水(著)