“まつさいちう”の漢字の書き方と例文
語句割合
眞最中100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なし是より三人づれにて丸龜城下なる後藤半四郎の方へといたりけり又後藤方にては此日は丁度ちやうど稽古日けいこびにておほく門弟もんていあつま竹刀しなひおと懸聲かけごゑかまびしく今稽古けいこ眞最中まつさいちうなる所へ三人は玄關げんくわんかゝ案内あんない
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
後藤へ申けれどもいま稽古けいこ眞最中まつさいちうにて取次の云事は少しもみゝに入ず稽古けいこ邪魔じやまなりとしかり付られ門弟はきもつぶして又々玄關げんくわん立出たちいでもし名前なまへちがひはせぬかと聞に長八いや相違さうゐ御座なく先年熊谷土手にて御世話にあづかりたる者にて候と云ば門弟は然樣かと云ながら稽古場けいこばへ行て見るに今後藤は稽古を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)