“最合”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
もあ50.0%
もあひ25.0%
もやひ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
平次はお勝手へ合圖をして、一本晩酌をつけさせると、最合もあひ煙草の煙管を八五郎に渡して、面白さうに耳を傾けました。
北側に密接してある台所では水瓶の水を更ふる音、茶碗、皿を洗ふ音漸く止んで、南側の垣外にある最合もあひ井の釣瓶つるべの音まだ止まぬ。
夏の夜の音 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
「三軒長屋最合もやひの物干臺だから、眞ん中の空家の横手に附いてゐる。東陽ひがしびが半日當るだけだ、寒いの寒くねえのつて——」