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もやひ
ふりがな文庫
“もやひ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
纜
33.3%
最合
33.3%
纜縄
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
纜
(逆引き)
徳二郎は堤を下り、橋の下に
繋
(
つな
)
いである小舟の
纜
(
もやひ
)
を解いて、ひらりと乘ると今まで靜まりかへつて居た水面が
俄
(
にはか
)
に波紋を起す。徳二郎は
少年の悲哀
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
先の石段を下りるや若き女は
先
(
まづ
)
僕を乘らして後、
纜
(
もやひ
)
を解いてひらりと飛び乘り、さも輕々と櫓を
操
(
あやつ
)
りだした。
少年
(
こども
)
ながらも僕は此女の
擧動
(
ふるまひ
)
に驚いた。
少年の悲哀
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
もやひ(纜)の例文をもっと
(1作品)
見る
最合
(逆引き)
「三軒長屋
最合
(
もやひ
)
の物干臺だから、眞ん中の空家の横手に附いてゐる。
東陽
(
ひがしび
)
が半日當るだけだ、寒いの寒くねえのつて——」
銭形平次捕物控:262 綾の鼓
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
もやひ(最合)の例文をもっと
(1作品)
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纜縄
(逆引き)
纜縄
(
もやひ
)
解く、
水篙
(
みさお
)
撞き張る、早緒取り掛けて櫓を推し初むれば、船は忽ち神田川より大川に出で、両国の橋間を過ぎ、見る目も濶き波の上に一羽の鴎と心長閑に浮びて下る。
鼠頭魚釣り
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
もやひ(纜縄)の例文をもっと
(1作品)
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