“最高”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いとたか37.5%
さいこう37.5%
さいかう12.5%
マキシマム12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
悪魔また彼を最高いとたかき山に携えゆき世界の諸国とその栄華えいがとを見せてなんじもし俯伏ひれふして我を拝せばこれらをことごとくなんじに与うべしと曰う
基督信徒のなぐさめ (新字新仮名) / 内村鑑三(著)
たゞ享保元年きようほがんねん西暦せいれき千七百十六年せんしちひやくじゆうろくねん)にける新燃鉢しんもえばち噴火ふんかは、霧島噴火史上きりしまふんかしじようおいもつとはげしく、したがつて最高さいこう損害記録そんがいきろくあたへたものであつた。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
それはある日会社𢌞くわいしやまはりの勧誘員くわんいうゐんがすすめてつたものだつたが、額面がくめん十円一とう二千円のあたりくじ二本を最高さいかうとして額面がくめん倍増ばいまし最低さいていのあたりくじまで総計そうけい二千本
(旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
一方でまたこの分泌には一年を週期とする季節的変化があって、その最高マキシマムが晩春、最低ミニマムが初秋のころにあると仮定する。
五月の唯物観 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)