最高さいこう)” の例文
たゞ享保元年きようほがんねん西暦せいれき千七百十六年せんしちひやくじゆうろくねん)にける新燃鉢しんもえばち噴火ふんかは、霧島噴火史上きりしまふんかしじようおいもつとはげしく、したがつて最高さいこう損害記録そんがいきろくあたへたものであつた。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
なかなか重大じゅうだい事柄ことがらでございますから、みぎ次第しだい産土うぶすな神様かみさまから、それぞれうえ神様かみさまにおとどけがあり、やがて最高さいこう神様かみさまのお手許てもとまでもたっするとのことでございます。
沼猶えず、又次の高山にのぼなほえず、くしてつゐ最高さいこうの山にのぼる、欝樹猶眼界をさへぎる、衆大にくるし魑魅りみまどはす所となりしかを疑ふ、喜作ただちに高樹のいただきのぼり驚て曰く
利根水源探検紀行 (新字旧仮名) / 渡辺千吉郎(著)
現在げんざいわたくしどもの境涯きょうがいからいえば、最高さいこうのところは矢張やはむかしからおしえられてるとおり、天照大御神様あまてらすおおみかみさましろしめす高天原たかまがはら神界しんかい——それが事実上じじつじょう宇宙うちゅう神界しんかいなのでございます。