“至当”のいろいろな読み方と例文
旧字:至當
読み方(ふりがな)割合
しとう61.5%
あたりまえ15.4%
あたりまへ7.7%
もっとも7.7%
もつとも7.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“至当”を含む作品のジャンル比率
言語 > 日本語 > 文章 文体 作文25.0%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)0.3%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.2%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
が、行為の直後に行なわれたと見るべきが至当しとうであることに、専門家の意見は一致していた。
女肉を料理する男 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)
しかし、長安のほうに渡すのが至当しとうか、五菩薩ぼさつ仮名けみょうをつかってでてきた者にわたしたほうがいいものか、双方そうほうのあいだにはさまって、まったくとうわくの顔色だ。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
人格の相違は女を良人が屈従させ得た時代ならば知らぬ事、多少でも教育を受けた今日の男女間では離婚の結果に立ちいたるのが至当あたりまえであろうと存じます。
離婚について (新字新仮名) / 与謝野晶子(著)
そしてもし心の内に、美しい文字や流行の文句を使ってみたいから書こうとしたのだと心づいたら、それは一行の文章を成さなかったのが至当あたりまえなのである。
文章を作る人々の根本用意 (新字新仮名) / 小川未明(著)
左様器械的に物を考へなくつても好からう。何ぞと言ふと、校長先生や勝野君は、直に規則、規則だ。半日位休ませたつて、何だ——差支は無いぢやないか。一体、自分達の方から進んで生徒を許すのが至当あたりまへだ。まあ勧めるやうにしてよこすのが至当だ。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
何故なぜ其様そんな説が出たかといふに、そこには種々いろ/\議論も有つたがね、要するに瀬川君の態度がすこぶる怪しい、といふのがそも/\始りさ。吾儕われ/\の中に新平民が居るなんて言触らされて見給へ。誰だつて憤慨するのは至当あたりまへぢやないか。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
つまらぬ思案に身を退いて馬鹿にさえなって居ればよいとは、分別が摯実くすみ過ぎて至当もっともとは云われまいぞ、おおそうならば我がすると得たりかしこで引き受けては
五重塔 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
詰らぬ思案に身を退て馬鹿にさへなつて居れば可いとは、分別が摯実くすみ過ぎて至当もつともとは云はれまいぞ、応左様ならば我が為ると得たりかしこで引受けては
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)