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至当
ふりがな文庫
“至当”のいろいろな読み方と例文
旧字:
至當
読み方
割合
しとう
60.0%
あたりまえ
20.0%
あたりまへ
6.7%
もっとも
6.7%
もつとも
6.7%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しとう
(逆引き)
しばらく立場を
易
(
か
)
えて、自己が自然になり済ました気分で観察したら、ただ
至当
(
しとう
)
の成行で、そこに喜びそこに悲しむ
理窟
(
りくつ
)
は
毫
(
ごう
)
も存在していないだろう。
思い出す事など
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
至当(しとう)の例文をもっと
(9作品)
見る
あたりまえ
(逆引き)
「人の気を知らねえにも程がある」と源は怒気を含んで、舌なめずりをして、「何が
可笑
(
おか
)
しい。気の毒に思うのが
至当
(
あたりまえ
)
じゃねえか」
藁草履
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
至当(あたりまえ)の例文をもっと
(3作品)
見る
あたりまへ
(逆引き)
あるひは、彼男に言はせたら、六左衛門だつて立派な公民だ、其娘を貰ふのに何の不思議が有る、親子の間柄で選挙の時なぞに助けて貰ふのは
至当
(
あたりまへ
)
ぢやないか——斯う言ふかも知れない。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
至当(あたりまへ)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
もっとも
(逆引き)
汝一人に
重石
(
おもし
)
を
背負
(
しょ
)
ってそう沈まれてしもうては源太が男になれるかやい、つまらぬ思案に身を
退
(
ひ
)
いて馬鹿にさえなって居ればよいとは、分別が
摯実
(
くすみ
)
過ぎて
至当
(
もっとも
)
とは云われまいぞ
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
至当(もっとも)の例文をもっと
(1作品)
見る
もつとも
(逆引き)
汝一人に
重石
(
おもし
)
を背負つて左様沈まれて仕舞ふては源太が男になれるかやい、詰らぬ思案に身を退て馬鹿にさへなつて居れば可いとは、分別が
摯実
(
くすみ
)
過ぎて
至当
(
もつとも
)
とは云はれまいぞ
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
至当(もつとも)の例文をもっと
(1作品)
見る
“至当”の意味
《名詞》
至当(しとう)
至極当然、適当なこと。
(出典:Wiktionary)
至
常用漢字
小6
部首:⾄
6画
当
常用漢字
小2
部首:⼹
6画
“至”で始まる語句
至
至極
至尊
至誠
至嘱
至難
至當
至宝
至急
至大
“至当”のふりがなが多い著者
佐藤紅緑
牧逸馬
幸田露伴
島崎藤村
林不忘
夏目漱石
江戸川乱歩
与謝野晶子
吉川英治
小川未明