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真円
ふりがな文庫
“真円”の読み方と例文
旧字:
眞圓
読み方
割合
まんまる
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まんまる
(逆引き)
真円
(
まんまる
)
く拡がった薔薇の枝の冠の上に土色をした
蜥蜴
(
とかげ
)
が一
疋
(
ぴき
)
横たわっていた。じっとしていわゆる
甲良
(
こうら
)
を干しているという様子であった。
蜂が団子をこしらえる話
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
すると紅矢は不図、
昨夜
(
ゆうべ
)
青眼老人が机の傍に置き忘れて行った鸚鵡の空籠を見付けて、驚いて眼を
真円
(
まんまる
)
にして尋ねた——
白髪小僧
(新字新仮名)
/
夢野久作
、
杉山萠円
(著)
と派手な友染の模様が透いて、
真円
(
まんまる
)
な顔を出したが、
燈
(
あかり
)
なしでも、その切下げた前髪の下の、くるッとした目は届く。
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
真円(まんまる)の例文をもっと
(16作品)
見る
“真円”の意味
《名詞》
ゆがみのない完全な円。正円。
(出典:Wiktionary)
真
常用漢字
小3
部首:⽬
10画
円
常用漢字
小1
部首:⼌
4画
“真”で始まる語句
真
真似
真面目
真実
真直
真中
真紅
真暗
真赤
真鍮
“真円”のふりがなが多い著者
フセヴォロド・ミハイロヴィチ・ガールシン
杉山萠円
新渡戸稲造
小林多喜二
中里介山
アントン・チェーホフ
佐々木邦
泉鏡花
森鴎外
夢野久作