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床張
ふりがな文庫
“床張”の読み方と例文
読み方
割合
ゆかば
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ゆかば
(逆引き)
兩人
(
りやうにん
)
の
裾
(
すそ
)
の
所
(
ところ
)
が、
床
(
とこ
)
の
間
(
ま
)
横
(
よこ
)
、
一間
(
いつけん
)
に
三尺
(
さんじやく
)
、
張
(
はり
)
だしの
半戸
(
はんと
)
だな、
下
(
した
)
が
床張
(
ゆかば
)
り、
突當
(
つきあた
)
りがガラス
戸
(
ど
)
の
掃
(
はき
)
だし
窓
(
まど
)
で、そこが
裏山
(
うらやま
)
に
向
(
むか
)
つたから、
丁
(
ちやう
)
どその
窓
(
まど
)
へ
木菟俗見
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
具足部屋
(
ぐそくべや
)
、
評定
(
ひょうじょう
)
の
間
(
ま
)
、
寝所
(
しんじょ
)
、みな広い
床張
(
ゆかば
)
りで、そこには
毒死
(
どくし
)
の
侍
(
さむらい
)
もなくしんとしている。
伊那丸
(
いなまる
)
の
留守
(
るす
)
に
錠口
(
じょうぐち
)
のさきからだれも人を入れなかったところなので——。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
早速村の大工をも呼びよせて、急ごしらえの高い窓、湿気を防ぐための
床張
(
ゆかば
)
りから、その部屋に続いて看護するものが寝泊まりする別室の設備まで、万端手落ちのないように工事を急がせた。
夜明け前:04 第二部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
床張(ゆかば)の例文をもっと
(3作品)
見る
床
常用漢字
中学
部首:⼴
7画
張
常用漢字
小5
部首:⼸
11画
“床”で始まる語句
床
床几
床屋
床板
床下
床柱
床脇
床上
床几場
床店
“床張”のふりがなが多い著者
泉鏡太郎
島崎藤村
吉川英治
泉鏡花