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床脇
ふりがな文庫
“床脇”の読み方と例文
読み方
割合
とこわき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とこわき
(逆引き)
半十郎は、なにをと叫び、
床脇
(
とこわき
)
から鉄砲をとって戸外へ走りだしたが、ちまたには夕闇ばかりで、喜三郎のすがたは、もうなかった。
ひどい煙
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
春琴は常に我が居間の
床脇
(
とこわき
)
の窓の所にこの箱を
据
(
す
)
えて
聴
(
き
)
き入り天鼓の美しい声が
囀
(
さえず
)
る時は
機嫌
(
きげん
)
がよかった故に奉公人共は精々水を
春琴抄
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
と常に、油断はせずに、肌身を離さずにいると見せて、実は、その部屋の
床脇
(
とこわき
)
にある、
色鍋島
(
いろなべしま
)
の壺の底へ隠しておいたのだ。
鳴門秘帖:06 鳴門の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
床脇(とこわき)の例文をもっと
(17作品)
見る
床
常用漢字
中学
部首:⼴
7画
脇
常用漢字
中学
部首:⾁
10画
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