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とこわき
ふりがな文庫
“とこわき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
床脇
89.5%
床側
10.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
床脇
(逆引き)
と常に、油断はせずに、肌身を離さずにいると見せて、実は、その部屋の
床脇
(
とこわき
)
にある、
色鍋島
(
いろなべしま
)
の壺の底へ隠しておいたのだ。
鳴門秘帖:06 鳴門の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
日曜日に
本郷
(
ほんごう
)
から帰って来られたお兄様が、
床脇
(
とこわき
)
の押入れの中に積重ねてあった本の中から一冊を抜出して、「こんな本を読んで見るかい」とおっしゃいました。
鴎外の思い出
(新字新仮名)
/
小金井喜美子
(著)
とこわき(床脇)の例文をもっと
(17作品)
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床側
(逆引き)
床側
(
とこわき
)
の唐木の柱には、彈のめり込んだ跡さへも、はつきり殘つて居るのでした。
銭形平次捕物控:222 乗合舟
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
部屋の中にはわざと百目
蝋燭
(
らふそく
)
を一本だけ、自分は
床側
(
とこわき
)
の柱にもたれて、前へお袖を引きつけると、二人の影法師は、閉めた障子にくつきり、描いたやうに寫るといふから、惱ましいぢやありませんか
銭形平次捕物控:290 影法師
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
とこわき(床側)の例文をもっと
(2作品)
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