“毒死”の読み方と例文
読み方割合
どくし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
具足部屋ぐそくべや評定ひょうじょう寝所しんじょ、みな広い床張ゆかばりで、そこには毒死どくしさむらいもなくしんとしている。伊那丸いなまる留守るす錠口じょうぐちのさきからだれも人を入れなかったところなので——。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
唯平次が驚いたのは、死骸は素人の眼にも異常で、毒死どくしの跡がはつきり判ることだつたのです。
そこは医師いしだから、すぐにもう毒死どくしらしいとがついたのだという。
金魚は死んでいた (新字新仮名) / 大下宇陀児(著)