“剥取”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はぎと80.0%
はぎとり6.7%
はぎとる6.7%
はぎとれ6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほうしょの黒の五つ紋(借りもの)を鴨居かもいの釘に剥取はぎとられて、大名縞とて、笑わせる、よれよれ銘仙めいせんの口綿一枚。素肌の寒さ。
薄紅梅 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
夜中に掘出ほりだし其の死骸の衣類いるゐ等をのこらず剥取はぎとり申候處此儀あらはれしに付早々逐電ちくでんいたし候と一々白状に及びければ即ち其おもむきを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
打倒し居ツたな其意趣晴そのいしゆばらしにおのれたゝき殺して金も衣類も剥取はぎとるなり覺悟
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
踏外ふみはづよろめく所を雲助共夫れ/\しめたぞ今一いきたゝき殺して剥取はぎとれと折重なつて打倒すに半四郎も最早もはやかなはずと一生懸命の聲を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)