“踏外”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふみはず60.0%
ふみはづ40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一生懸命に逃げる途端道を踏外ふみはずして谷間たにあいへずうーん…可愛そうにお繼は人違いをされて谷へ落ちまする。
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
何しろ先生が海に落ちておられた附近は千代町ちよまち方向から長く続いた防波堤になっておりますので、どこからどんな風に歩いて来られて、どこで踏外ふみはずして海へ落ちられたものか
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
踏外ふみはづよろめく所を雲助共夫れ/\しめたぞ今一いきたゝき殺して剥取はぎとれと折重なつて打倒すに半四郎も最早もはやかなはずと一生懸命の聲を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
つてゐるうちに、れないから足を踏外ふみはづして三途川づのかはさかトンボを打つてドブーリ飛込とびこむと、岩
明治の地獄 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)