“ふみはず”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
踏外50.0%
蹈外33.3%
践外16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何しろ先生が海に落ちておられた附近は千代町ちよまち方向から長く続いた防波堤になっておりますので、どこからどんな風に歩いて来られて、どこで踏外ふみはずして海へ落ちられたものか
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
お藤は逃げるも真暗まっくらがり、思わず崖を蹈外ふみはずしてガラ/″\/″\と五六丈もある山田川の渦巻立った谷川へ、のお藤は真逆まっさかさまに落ちましたが、これは何様どんな者でも身体が微塵みじんに砕けます。
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
放下ほけたる空隙あなより践外ふみはずして、ひひおおかみあえなくも
鬼桃太郎 (新字新仮名) / 尾崎紅葉(著)