“千代町”の読み方と例文
読み方割合
ちよまち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
梯子段の途中に引っかかっている女将の巨体を飛び越すようにしてあがかまちから半靴を突かけると表の往来……千代町ちよまちの電車通りに飛出した。
山羊髯編輯長 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
何しろ先生が海に落ちておられた附近は千代町ちよまち方向から長く続いた防波堤になっておりますので、どこからどんな風に歩いて来られて、どこで踏外ふみはずして海へ落ちられたものか
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
ひとり、福岡市外千代町ちよまち役場に出仕していたが、その後辞職して自分の娘の婚嫁先である北海道、札幌、橋本某氏の農園の番人となり、閑日月を送る事十三年、大正元年、桂内閣の時、頭山満
近世快人伝 (新字新仮名) / 夢野久作(著)