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蹈外
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ふみはず
ふりがな文庫
“
蹈外
(
ふみはず
)” の例文
「そうだ!」と自分は
膝
(
ひざ
)
を
拍
(
う
)
った時、頭から水を浴たよう。
崕
(
がけ
)
を
蹈外
(
ふみはず
)
そうとした
刹那
(
せつな
)
の心持。
酒中日記
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
お藤は逃げるも
真暗
(
まっくら
)
がり、思わず崖を
蹈外
(
ふみはず
)
してガラ/″\/″\と五六丈もある山田川の渦巻立った谷川へ、
彼
(
か
)
のお藤は
真逆
(
まっさか
)
さまに落ちましたが、これは
何様
(
どん
)
な者でも身体が
微塵
(
みじん
)
に砕けます。
霧陰伊香保湯煙
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
欺いて連れ出しましたお藤と云う
彼
(
か
)
の婦人を、皀莢滝の
谷間
(
たにあい
)
へ追込みましたので、お藤は勝手は知らず、足を
蹈外
(
ふみはず
)
して
真逆
(
まっさか
)
さまに落ちましたが、御案内の通り
彼
(
あ
)
の折田の谷は余程深うございまして
霧陰伊香保湯煙
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
蹈
漢検1級
部首:⾜
17画
外
常用漢字
小2
部首:⼣
5画
“蹈”で始まる語句
蹈
蹈込
蹈鞴
蹈迷
蹈台
蹈出
蹈鳴
蹈海
蹈襲
蹈留