“堅縞”の読み方と例文
読み方割合
たてじま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
スッキリとした堅縞たてじまの背広を着流した、見るからに悧発そうな青年の姿であった。
陰獣トリステサ (新字新仮名) / 橘外男(著)
二ツにけ脳骨砕けて脳味噌散乱したる有様実に目もあてられぬ程なり医師の診断に由ればいずれも午前二三時頃に受けし傷なりと同人の着服きものは紺茶堅縞たてじま単物ひとえものにて職業も更に見込附かず且つ所持品等は一点もなし其筋の鑑定に拠れば殺害したる者が露見を
無惨 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)