碁石を呑んだ八っちゃんごいしをのんだやっちゃん
八っちゃんが黒い石も白い石もみんなひとりで両手でとって、股の下に入れてしまおうとするから、僕は怒ってやったんだ。 「八っちゃんそれは僕んだよ」 といっても、八っちゃんは眼ばかりくりくりさせて、僕の石までひったくりつづけるから、僕は構わずに取 …
作品に特徴的な語句
むい さげ あげ ふとこ 入用いら ほっ かち ぐらい あかる うしろ おこ あやま すぎ ぬけ 可愛かあい もも 御覧ごらん こわ 幾度いくど とげ うさぎ かけ ふう 可哀かあい なか 見下みおろ 眼鏡めがね にら ひざ 碁石ごいし はし あか 耳許みみもと 綺麗きれい 縫物ぬいもの たれ ひげ 顔中かおじゅう 頂戴ちょうだい 鉄瓶てつびん 金縁きんぶち 足許あしもと 象牙ぞうげ ふね のぞ 襟頸えりくび 衣物きもの 蚯蚓みみず ふた 茶碗ちゃわん 先刻さっき すわ 喧嘩けんか のど しか 口惜くや まい 前垂まえだれ ばあ そば 何処どこ 仰有おっしゃ かめ 乞食こじき うち 上眼うわめ 一杯いっぱい 一掴ひとつか 真蒼まっさお 真紅まっか 真直まっすぐ 真似まね 真中まんなか さび しばら くすぐ ひと 真赤まっか 握拳にぎりこぶし 折角せっかく あわ 怒鳴どな 御座ござ 御免ごめん しり 小言こごと うれ