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顔中
ふりがな文庫
“顔中”のいろいろな読み方と例文
旧字:
顏中
読み方
割合
かおじゅう
83.3%
かほぢう
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かおじゅう
(逆引き)
彼
(
かれ
)
はどっかり
坐
(
すわ
)
った、
横
(
よこ
)
になったがまた
起直
(
おきなお
)
る。そうして
袖
(
そで
)
で
額
(
ひたい
)
に
流
(
なが
)
れる
冷汗
(
ひやあせ
)
を
拭
(
ふ
)
いたが
顔中
(
かおじゅう
)
焼魚
(
やきざかな
)
の
腥膻
(
なまぐさ
)
い
臭
(
におい
)
がして
来
(
き
)
た。
彼
(
かれ
)
はまた
歩
(
ある
)
き
出
(
だ
)
す。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
そうしたら八っちゃんは
暫
(
しばら
)
く
顔中
(
かおじゅう
)
を変ちくりんにしていたが、いきなり尻をどんとついて僕の胸の所がどきんとするような大きな声で泣き出した。
碁石を呑んだ八っちゃん
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
顔中(かおじゅう)の例文をもっと
(5作品)
見る
かほぢう
(逆引き)
眼鏡
(
めがね
)
をはづした
上
(
うへ
)
で
帽子
(
ばうし
)
がかぶさつて、
眼
(
め
)
が
見
(
み
)
えなくなつたんだから
驚
(
おどろ
)
いた、
顔中
(
かほぢう
)
帽子
(
ばうし
)
、
唯
(
たゞ
)
口
(
くち
)
ばかりが、
其
(
その
)
口
(
くち
)
を
赤
(
あか
)
くあけて、あはてゝ、
顔
(
かほ
)
をふりあげて
化鳥
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
顔中(かほぢう)の例文をもっと
(1作品)
見る
顔
常用漢字
小2
部首:⾴
18画
中
常用漢字
小1
部首:⼁
4画
“顔”で始まる語句
顔
顔色
顔容
顔馴染
顔付
顔貌
顔立
顔面
顔触
顔料
“顔中”のふりがなが多い著者
有島武郎
アントン・チェーホフ
芥川竜之介
泉鏡花