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腥膻
ふりがな文庫
“腥膻”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
なまぐさ
88.9%
せいせん
11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なまぐさ
(逆引き)
中間法師とは課役を避けて出家した私度の僧の徒で、家に妻子を蓄え口に
腥膻
(
なまぐさ
)
を
啖
(
くら
)
うという在家法師、すなわち非人法師の亜流である。
間人考
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
彼
(
かれ
)
はどつかり
坐
(
すわ
)
つた、
横
(
よこ
)
になつたが
又
(
また
)
起直
(
おきなほ
)
る。
而
(
さう
)
して
袖
(
そで
)
で
額
(
ひたひ
)
に
流
(
なが
)
れる
冷汗
(
ひやあせ
)
を
拭
(
ふ
)
いたが
顏中
(
かほぢゆう
)
燒魚
(
やきざかな
)
の
腥膻
(
なまぐさ
)
い
臭
(
にほひ
)
がして
來
(
き
)
た。
彼
(
かれ
)
は
又
(
また
)
歩
(
ある
)
き
出
(
だ
)
す。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
腥膻(なまぐさ)の例文をもっと
(8作品)
見る
せいせん
(逆引き)
外夷
(
がいい
)
腥膻
(
せいせん
)
の気をして神国を汚さしむる
勿
(
なか
)
れとは、これ思想の伴念において、必然の結果なればなり。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
腥膻(せいせん)の例文をもっと
(1作品)
見る
腥
漢検1級
部首:⾁
13画
膻
部首:⾁
17画
“腥”で始まる語句
腥
腥風
腥気
腥臭
腥物
腥羶
腥風血雨
腥丘
腥氣
腥血
“腥膻”のふりがなが多い著者
徳富蘇峰
喜田貞吉
アントン・チェーホフ