トップ
>
職服
>
きもの
ふりがな文庫
“
職服
(
きもの
)” の例文
妙に落着払つた其顔が、着て居る
職服
(
きもの
)
と見分がつかぬ程真白に見えて、
明確
(
さだか
)
ならぬ顔立の中に、瞬きもせぬ一双の眼だけが遠い空の星の様。
病院の窓
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
横に
臥
(
たふ
)
れた時、白い
職服
(
きもの
)
の下から赤いものが喰み出して、其の下から圓く肥つた眞白い
脛
(
はぎ
)
の出たのが眼に浮んだ。
病院の窓
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
横に
臥
(
たふ
)
れた時、白い
職服
(
きもの
)
の下から赤いものが
喰
(
は
)
み出して、其の下から円く肥つた真白い脛の出たのが眼に浮んだ。
病院の窓
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
再び女を捉へようと
焦慮
(
あせ
)
るけれど、女は其度男と反對の方へ動く、妙に落着拂つた其顏が、着て居る
職服
(
きもの
)
と見分けがつかぬ程眞白に見えて、
明確
(
さだか
)
ならぬ顏立の中に
病院の窓
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
職
常用漢字
小5
部首:⽿
18画
服
常用漢字
小3
部首:⽉
8画
“職”で始まる語句
職業
職
職人
職務
職工
職掌
職分
職責
職場
職人体