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『孝行鶉の話』
ふりがな文庫
『
孝行鶉の話
(
こうこううずらのはなし
)
』
ある野原の薄藪の中に、母と子との二匹の鶉が巣を構へてをりました。母鶉はもう年よりなので羽が弱くて、少し遠いところには飛んで行くことが出来ませんでした。ですから巣から余り遠くないところで、小さな虫を捕つたり、粟の穂を拾つたりして、少しづゝ餌を …
著者
宮原晃一郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「赤い鳥」1922(大正11)年2月
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約12分(500文字/分)
朗読目安時間
約20分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
頭
(
かみ
)
頭
(
つむ
)
凝
(
こご
)
聞
(
きき
)
可哀
(
かはい
)
咬
(
くは
)
上
(
あが
)
餌
(
ゑ
)
籠
(
かご
)
母
(
か
)
後
(
うしろ
)
廻
(
まは
)
尖
(
と
)
喰
(
た
)
可愛
(
かはい
)
真黒
(
まつくろ
)
汐
(
しほ
)
粟
(
あは
)
蒼空
(
あをぞら
)
疱瘡
(
はうさう
)
行衛
(
ゆくゑ
)
貯
(
たくは
)
退
(
ひ
)
遁
(
に
)
雫
(
しづく
)
頂戴
(
ちやうだい
)
奴
(
め
)
住
(
すま
)
嘲笑
(
あざわら
)
丁度
(
ちやうど
)
餌食
(
ゑじき
)
鶉
(
うづら
)
喋
(
しやべ
)
黄金
(
きん
)
碧玉
(
へきぎよく
)
謡
(
うた
)
私
(
わたし
)
章魚
(
たこ
)
筈
(
はず
)
簪
(
かんざし
)
俺
(
おれ
)
紅々
(
あかあか
)
紐
(
ひも
)
罰
(
ばち
)
併
(
しか
)
薄藪
(
すすきやぶ
)
藪
(
やぶ
)
痩
(
や
)
遊山
(
ゆさん
)
中頃
(
なかごろ
)
鼠
(
ねずみ
)
冴
(
さ
)
呶鳴
(
どな
)
吊
(
つ
)
喰
(
く
)
吃
(
ども
)
嘘
(
うそ
)
嘴
(
くちばし
)
四隅
(
よすみ
)
奴
(
やつ
)
嬉
(
うれ
)
子鶉
(
こうづら
)
尖
(
とが
)
凹
(
くぼ
)
彫刻
(
ほりもの
)
眼
(
め
)
思召
(
おぼしめ
)
或日
(
あるひ
)
或時
(
あるとき
)
摺
(
す
)
枕
(
まくら
)
樹
(
き
)
側
(
そば
)
母子
(
おやこ
)
烈
(
はげ
)
狐
(
きつね
)
狸
(
たぬき
)
后
(
きさき
)
皆
(
みんな
)