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餌食
ふりがな文庫
“餌食”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
えじき
83.6%
ゑじき
12.3%
ヱジキ
3.3%
えさ
0.8%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
えじき
(逆引き)
「疑いぶかいなあ。いないっていってるのに。——ぼやぼやしてると、虎か
大蛇
(
おろち
)
の
餌食
(
えじき
)
にされちまうぜ。はやくお帰りよ、おじさん」
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
餌食(えじき)の例文をもっと
(50作品+)
見る
ゑじき
(逆引き)
夜
(
よる
)
になると
方々
(
ほう/″\
)
を
歩
(
ある
)
き
廻
(
まは
)
つて、
筍
(
たけのこ
)
、
松茸
(
まつたけ
)
、
芋
(
いも
)
、
稻
(
いね
)
、
大豆等
(
だいずなど
)
の
農作物
(
のうさくぶつ
)
をあらしたり、
木
(
き
)
の
實
(
み
)
を
食
(
く
)
ひ、
野鼠
(
のねずみ
)
、
兎
(
うさぎ
)
なども
捕
(
とら
)
へて
餌食
(
ゑじき
)
にします。
森林と樹木と動物
(旧字旧仮名)
/
本多静六
(著)
餌食(ゑじき)の例文をもっと
(15作品)
見る
ヱジキ
(逆引き)
おれの妻の生んだ
粟津子
(
アハツコ
)
は、罪びとの子として、何處かへ連れて行かれた。野山のけだものゝ
餌食
(
ヱジキ
)
に、くれたのだらう。可愛さうな妻よ。哀なむすこよ。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
餌食(ヱジキ)の例文をもっと
(4作品)
見る
▼ すべて表示
えさ
(逆引き)
たとえば大きな、蒼白い人間の顔を持った大
蜘蛛
(
ぐも
)
が、その背後の大暖炉の中からタッタ今、私を
餌食
(
えさ
)
にすべく、モーニングコートを着て
匐
(
は
)
い出して来たような感じに変ってしまったのであった。
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
餌食(えさ)の例文をもっと
(1作品)
見る
餌
常用漢字
中学
部首:⾷
15画
食
常用漢字
小2
部首:⾷
9画
“餌”で始まる語句
餌
餌取
餌物
餌箱
餌差
餌壺
餌付
餌差町
餌料
餌肉
検索の候補
食餌
食餌箋
“餌食”のふりがなが多い著者
ロマン・ロラン
エドガー・アラン・ポー
中里介山
江戸川乱歩
宮原晃一郎
蒲原有明
谷崎潤一郎
国枝史郎
吉川英治
黒島伝治