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餌壺
ふりがな文庫
“餌壺”の読み方と例文
読み方
割合
えつぼ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
えつぼ
(逆引き)
大きな
鉄製
(
かねせい
)
の
鳥籠
(
とりかご
)
に、陶器でできた
餌壺
(
えつぼ
)
をいくつとなく外から
括
(
くく
)
りつけたのも、そこにぶら下がっていた。その隣りは皮屋であった。
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
文鳥は気でも違ったように、小さい
翼
(
つばさ
)
をばたばたやる。その
拍子
(
ひょうし
)
にまた
餌壺
(
えつぼ
)
の
黍
(
きび
)
も、鳥籠の外に散乱する。が、男は面白そうに、ただ敏子を眺めていた。
母
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
餌壺
(
えつぼ
)
に
餌
(
えさ
)
を入れてやると、いきなり
嘴
(
くちばし
)
の先でとびかかって、あたり一面に
撒
(
ま
)
き散らしてしまう。
博物誌
(新字新仮名)
/
ジュール・ルナール
(著)
餌壺(えつぼ)の例文をもっと
(4作品)
見る
餌
常用漢字
中学
部首:⾷
15画
壺
漢検準1級
部首:⼠
12画
“餌”で始まる語句
餌
餌食
餌取
餌箱
餌物
餌差
餌付
餌差町
餌料
餌肉
“餌壺”のふりがなが多い著者
ジュール・ルナール
夏目漱石
芥川竜之介