“餌差町”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
えさしちょう60.0%
えさしまち40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あたかも徳川時代の所々の城下に、鷹匠町たかじょうまちだの、餌差町えさしちょうだのがあるのと同じ事で、もと彼らは京の真中に住んでいたのであります。
四月枕山は画家福田半香ふくだはんこうの碑文を撰した。半香は渡辺崋山わたなべかざんの門人。元治甲子の年八月二十一日六十一歳で没し、小石川こいしかわ餌差町えさしちょう善雄寺に葬られた。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
多年稼いでいた下谷のお化横町ばけよこちょうから一先ひとまず小石川餌差町えさしまち辺の親元へ立退く。
夏すがた (新字新仮名) / 永井荷風(著)
女「はい唯今では小石川こいしかわ餌差町えさしまちに居ります」
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)