“餌差”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
えさし83.3%
えざし16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
餌取とは言うまでもなく、主鷹司たかづかさに属して鷹や犬に喰わせる餌を取るを職とした雑戸で、なお徳川時代の鷹匠たかじょうに属する餌差えさしに相当するものである。
「向うの男は餌差えさしが鳥をねらっているようだ、それ、よく見当をつけろ」
足軽奉公 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
餌差えざしは無論高尚な職業ではありませんが、そう穢多の様にも賤まれません。主鷹司たかづかさの餌取は昔は随分威張って、我儘をして、市人いちびとを困らせた事がありました。
しかし餌取えとりはもと屠者でなく、屠者はまた穢多の全部ではありません。餌取とはもと主鷹司たかづかさの鷹や犬に喰わせる餌を取ることを職とする一つの雑戸ざっこで、後で云えば餌差えざしに当ります。