“餌取”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
えとり72.7%
えと9.1%
えどり9.1%
ゑとり9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかもそのエタと云う語の本来の意味を説明して、「餌取えとり」ということだと云っているのである。エトリが訛ってエタとなったというのである。
賤民概説 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)
鳥さしはそれに付属する餌取えとりという役で毎日市中や市外をめぐって、鷹の餌にする小雀を捕ってあるくのである。
半七捕物帳:15 鷹のゆくえ (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
浄人がエッタと呼ばれたのも、彼らが殺生を業として、屠者すなわち餌取えどりの類と見做された為である。
根本は餌取ゑとりと云ふべきか。餌と云ふはしゝむらを云ふなるべし。其れを取る物を云ふなり。ヱトリを早く云ひて、云ひゆがめてヱタと云へり。ヱトリを略せるなり。