“餌取:えとり” の例文
“餌取:えとり”を含む作品の著者(上位)作品数
喜田貞吉7
久生十蘭1
“餌取:えとり”を含む作品のジャンル比率
社会科学 > 社会 > 社会学27.3%
歴史 > 日本史 > 日本史1.2%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.0%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
普通に穢多は屠者で、屠者の事を古え餌取えとりと云い、エタという名もその「エトリ」の転訛だと言っております。
餌取えとりすなわち屠者の如き肉食殺生常習者が、次第に人間仲間に置かれなくなったのも実際やむをえなかった。
賤民概説 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)
しかもそのエタと云う語の本来の意味を説明して、「餌取えとり」ということだと云っているのである。
賤民概説 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)
エタとは元来「餌取えとり」ということで、鷹に喰わせる餌を取ることを職としたもの、すなわち後世の「餌差えさし」というと同様の職人のことでありました。
そしてこの屠者には、もとの猪飼いかいや、餌取えとりや、猟師の或るものが成って、同時に彼らの或る者は、皮細工人かわざいくにんともなったのでありましょう。
みよしで、朝食の支度をしていた餌取えとりの平吉がまっさきに見つけた。
顎十郎捕物帳:13 遠島船 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
これらの島や鴨河原へ、餌取えとり余戸あまべの本職を失ったものが流れ込んで、所謂河原者をなし、その或る者はエタと呼ばれ、或る者は天部あまべと呼ばるるに至ったものではあるまいか。
エタ源流考 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)
賤者の名称が同じ程度の他のものに移り行く事は、もと主鷹司の雑戸なる餌取えとりの名が、エタと訛って浄人きよめ・河原者等にも及び、はては死牛馬取扱業者にのみ限られる様になった例もある。
餌取えとりを畜生か何ぞの様に忌み嫌うた仏徒の目からも、餌取法師が念仏の功徳によって仏果を得た事を認めておった当世に、人そのものが穢れておって、子孫の末まで足洗が出来ぬという様な思想があるべき等がない。
「エタ」名義考 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)
この際においてただ屠者すなわち餌取えとりの輩のみは、その殺生を常習とする事から、相変らず旧来の習慣を墨守して、これを喰うことを避けなかったが為に、自然と一般民から疎外せらるるに至ったのは実際やむをえなかった。
牛捨場馬捨場 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)
4 エタと餌取えとり
エタ源流考 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)