“汐”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しお81.3%
しほ16.0%
うしほ1.3%
じほ1.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
櫛形くしがたの月が空にかかっていた。天福寺の本堂が影絵のように見え、風はないが海が近いので、空気にしおの香がかなりつよく匂っていた。
あすなろう (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
力草ちからぐさ漸々やう/\と山へ這上はひあがりて見ば此はいかに山上は大雪おほゆきにて一面の銀世界ぎんせかいなり方角はうがくはます/\見分がたく衣類いるゐには氷柱つらゝさがしほぬれし上を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
いかに黎明あさあけあさじほ
草わかば (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)