“しほ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:シホ
語句割合
27.2%
10.3%
8.8%
8.1%
8.1%
機会6.6%
5.9%
3.7%
3.7%
時機3.7%
機會2.9%
2.2%
1.5%
表情1.5%
志保0.7%
可憐0.7%
0.7%
岩塩0.7%
0.7%
漿0.7%
秋波0.7%
0.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
僕の胃袋です。コロムブスの見かけたと云ふ鯨です。時々も吐きかねません。える声を聞くのには飽き飽きしました。
囈語 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
中村雀右衛門に次いで、尾上多見蔵の襲名があり、春の道頓堀では嵐徳三郎が、亡父の二十五年忌をに、四代目璃寛名跡を相続するとの噂がある。
茶店の裏は直ぐ神田川ですが、少しばかりの崖になつて、折からの上げが、ヒタヒタと石垣を洗つて居ります。
「旦那、放つて置いて下さい。斯うでもしなきア、素直に口を開く女ぢやありません。——野郎、默つて見て居ずに、でも持つて來い」
ぞほかに新しい花を召しますのなら、どうか名を仰有つて下さいまし、女の胸の上、戀人の床の上にれる花の名はみんな存じてをりますから。
わるい花 (旧字旧仮名) / レミ・ドゥ・グルモン(著)
御下問になりだしたのを機会に、そつと後ろへつたワクーラは、衣嚢へ口を寄せて小声で、⦅少しも早くここから連れ出してくれ!⦆と言つた、その途端に彼はもう
「廿八日、晴。を伴ひ、隆白吉蔵をしたがへ、木賀松坂屋寿平治寓宿の於久の病を診し、(中略、)一宿す。(中略。)隆白二僕は宮下に留守す。」
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
ほの寒き淡水の落合は蛤のもあはれなるべし
夢殿 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
の家は大屋さんで御座りますからとてれるをすかして、さらば門口まで送つてる、叱からるるやうの事はぬわとて連れらるるに四隣の人胸を撫でてはるかに見送れば
たけくらべ (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
りの遅きを母の親案じて尋ねに来てくれたをば時機に家へは戻つたれど、母も物いはず父親も無言に、れ一人私をばる物もなく
にごりえ (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
「何んやいな、今時分に大けな聲して。……兎も角明日のことにしたらえゝ。」と、お梶が寢衣姿で寒さうに出て來たのを機會に、二人の雇人は、別れ/\に各の寢床へ逃げ込んで行つた。
鱧の皮 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)
折らせるが、し出せるものなら、何とかして無事な顏が見たい。子供は多勢あるが、あれは總領で、生れて直ぐ母親に死別れただけに不愍も一とだ、——金づくで濟むことなら、——
何処ぞで白桃れるのを御覧になつたら、谷川んで、ちぎれ/\になつたことゝへ、といつて、れながら、なほ親切に、谷川沿ふてきさへすれば
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
些と美しい女中が時々渠のに泊るという事と、宿の主婦——三十二三で、細面の、眼の表情満干の烈しい、甚麽急がしい日でも髪をテカテカさして居る主婦と、余程前から通じて居るといふ事は
病院の窓 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
榛軒の継室飯田氏志保の始て生む所で、初め名をと命ぜられた。即ち大正丁巳に至つて八十三歳の寿を保つてゐる曾能子刀自である。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
榛軒のとは誰ぞ。伊沢分家の口碑に拠るに、榛軒は初め横田氏をり、後飯田氏を娶つた。彼は名をと云ひ、此は名を志保と云つた。是に由つて観れば丁亥に来り嫁した新婦は横田氏勇であらう。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
それからはパツタリ来なくなつて了つたが、何か詫状のやうな手紙をよこしたさうな。若様だけに可憐らしい愛度気ない処があるよ。
犬物語 (新字旧仮名) / 内田魯庵(著)
に入れて教へけるに勿々一通り成らぬ上手と成しかば稽古か四年の中成れども生質たる藝なりと友次郎も大いにじけるとなん斯て城富は當年十七歳と成り所々の出入は養父城重の時より其上に三味線淨瑠璃にて所々方々へかれ今は家内も安樂に暮し養母も實子の如く不便を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
あをあを燃える山の岩塩……
春と修羅 第二集 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
お玉の聲が掛ると、弱氣らしい打越金彌は、それをに刀を引いて、二間ばかり先から相手を睨んで立つて居ります。
紫と謂つても、茜と謂つても、皆昔の様な染め漿処置はせなくなつた。さうして、染め上げも艶々しくはでなものになつて来た。
死者の書:――初稿版―― (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
居たるを忘れし人の可疎き声に見返れば、はや背後に坐れる満枝の、常は人を見るに必ずを帯びざる無き目の秋波き、顔色などはれて、などかくは浅ましきと、心陰に怪む貫一。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
きよりみつぎたれば塩引ならん。頭骨澄徹ところを氷頭とて也。子をといふ、これをにしたるも美味也。