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心陰
ふりがな文庫
“心陰”の読み方と例文
読み方
割合
こころひそか
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こころひそか
(逆引き)
実
(
げ
)
に顔の色は
躬
(
みづから
)
も
凄
(
すご
)
しと見るまでに変れるを、庭の内をば
幾周
(
いくめぐり
)
して我はこの色を隠さんと
為
(
す
)
らんと、彼は
心陰
(
こころひそか
)
に
己
(
おのれ
)
を
嘲
(
あざけ
)
るなりき。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
為すべきは必ず為して、
己
(
おのれ
)
を
衒
(
てら
)
はず、
他
(
ひと
)
を
貶
(
おとし
)
めず、恭謹にしてしかも気節に乏からざるなど、世に
難有
(
ありがた
)
き若者なり、と鰐淵は
寧
(
むし
)
ろ
心陰
(
こころひそか
)
に彼を
畏
(
おそ
)
れたり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
彼の
毫
(
いささか
)
も
愧
(
は
)
づる色無きを見て、二人は
心陰
(
こころひそか
)
に
呆
(
あき
)
れぬ。
侮
(
あなど
)
りし風早もかくては
与
(
くみ
)
し
易
(
やす
)
からず思へるなるべし。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
心陰(こころひそか)の例文をもっと
(1作品)
見る
心
常用漢字
小2
部首:⼼
4画
陰
常用漢字
中学
部首:⾩
11画
“心”で始まる語句
心
心配
心地
心持
心算
心細
心得
心底
心臓
心許
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