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入
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しほ
ふりがな文庫
“
入
(
しほ
)” の例文
報
(
つぐ
)
る鐘耳元に響き渡り
寒風
(
かんぷう
)
肌膚
(
はだへ
)
を
刺
(
さす
)
が如く一
入
(
しほ
)
待遠
(
まちどほ
)
く思ふに就我家の事を
氣遣
(
きづか
)
ひ
若
(
もし
)
母樣が御目を覺され此身の居らぬを尋ねはし給はぬか然共
折角
(
せつかく
)
是迄來りしを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
折らせるが、
搜
(
さが
)
し出せるものなら、何とかして無事な顏が見たい。子供は多勢あるが、あれは總領で、生れて直ぐ母親に死別れただけに
不愍
(
ふびん
)
も一と
入
(
しほ
)
だ、——金づくで濟むことなら、——
銭形平次捕物控:043 和蘭カルタ
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
以て
貰
(
もら
)
ひ
請
(
うけ
)
し半四郎ゆゑ己れが實子の如くに
愛
(
あい
)
し半四郎も
又
(
また
)
能
(
よく
)
孝養
(
かうやう
)
を盡しけるが其中無刀流の劔術を一
入
(
しほ
)
心を盡して
教授
(
けうじゆ
)
なすに元より
神妙
(
しんめう
)
を得たる半四郎なれば上達する事一を聞き十を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
ことに若君樣の
思召
(
おぼしめし
)
は一と
入
(
しほ
)
ぢや。
銭形平次捕物控:289 美しき人質
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
明れば享保九年正月三日
竹本政太夫
(
たけもとまさだいふ
)
の方にては例年の通り
淨瑠璃
(
じやうるり
)
の
語
(
かた
)
り
初
(
そめ
)
なりとて
門弟
(
もんてい
)
中打集まり一
入
(
しほ
)
賑々
(
にぎ/\
)
しく
人
(
ひと
)
出入
(
でいり
)
も多かりける其頃西の丸の老中
安藤對馬守殿
(
あんどうつしまのかみどの
)
の家來に
味岡
(
あぢをか
)
勇右衞門と云ふ
仁
(
ひと
)
ありしが政太夫を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
入
常用漢字
小1
部首:⼊
2画
“入”を含む語句
這入
出入
入来
入用
入交
入替
収入
嫁入
入込
入牢
入費
混入
絶入
恐入
被入
侵入
御入来
入口
煙草入
押入
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