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上汐
ふりがな文庫
“上汐”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あげしお
68.8%
あげしほ
31.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あげしお
(逆引き)
自分は今日になっても大川の流のどの
辺
(
へん
)
が最も浅くどの辺が最も深く、そして
上汐
(
あげしお
)
下汐
(
ひきしお
)
の潮流がどの辺において最も急激であるかを
夏の町
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
白足袋でない鼠足袋というのを
穿
(
は
)
き、
上汐
(
あげしお
)
の河流れを救って来たような
日和下駄
(
ひよりげた
)
で小包を
提
(
さ
)
げ、黒の山岡頭巾を被って居ります。
名人長二
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
上汐(あげしお)の例文をもっと
(11作品)
見る
あげしほ
(逆引き)
つまり
河流
(
かりゆう
)
と
上汐
(
あげしほ
)
とが
河口
(
かこう
)
で
暫時
(
ざんじ
)
戰
(
たゝか
)
つて、
遂
(
つひ
)
に
上汐
(
あげしほ
)
が
勝
(
かち
)
を
占
(
し
)
め、
海水
(
かいすい
)
の
壁
(
かべ
)
を
築
(
きづ
)
きながらそれが
上流
(
じようりゆう
)
に
向
(
むか
)
つて
勢
(
いきほひ
)
よく
進行
(
しんこう
)
するのである。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
それで翌十三日、
上汐
(
あげしほ
)
の時刻を見はからつて船はバッサン・アヴァルへ下つてしまつた。避難者の乘込は、その荷揚がすんでからといふことになつた。
大戦脱出記
(旧字旧仮名)
/
野上豊一郎
(著)
上汐(あげしほ)の例文をもっと
(5作品)
見る
“上汐”の解説
上汐(うえしお)は、大阪府大阪市中央区および天王寺区の町名。現行行政地名は上汐一丁目から上汐六丁目。上汐一丁目および上汐二丁目が中央区、上汐三丁目から上汐六丁目が天王寺区に属する。区によって町名が分断されている大阪市の町としては、他に日本橋(1・2丁目が中央区、3~5丁目が浪速区)・万代(1丁目が阿倍野区、2~6丁目が住吉区)がある。
(出典:Wikipedia)
上
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
汐
漢検準1級
部首:⽔
6画
“上”で始まる語句
上
上手
上下
上方
上海
上衣
上野
上総
上人
上﨟
“上汐”のふりがなが多い著者
今村明恒
三遊亭円朝
野上豊一郎
永井荷風
泉鏡太郎
久生十蘭
泉鏡花
吉川英治
野村胡堂