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上汐
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あげしほ
ふりがな文庫
“
上汐
(
あげしほ
)” の例文
つまり
河流
(
かりゆう
)
と
上汐
(
あげしほ
)
とが
河口
(
かこう
)
で
暫時
(
ざんじ
)
戰
(
たゝか
)
つて、
遂
(
つひ
)
に
上汐
(
あげしほ
)
が
勝
(
かち
)
を
占
(
し
)
め、
海水
(
かいすい
)
の
壁
(
かべ
)
を
築
(
きづ
)
きながらそれが
上流
(
じようりゆう
)
に
向
(
むか
)
つて
勢
(
いきほひ
)
よく
進行
(
しんこう
)
するのである。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
それで翌十三日、
上汐
(
あげしほ
)
の時刻を見はからつて船はバッサン・アヴァルへ下つてしまつた。避難者の乘込は、その荷揚がすんでからといふことになつた。
大戦脱出記
(旧字旧仮名)
/
野上豊一郎
(著)
たゝつたな——
裏川岸
(
うらがし
)
の
土藏
(
どざう
)
の
腰
(
こし
)
にくつ
付
(
つ
)
いて、しよんぼりと
立
(
た
)
つたつけ。
晩方
(
ばんがた
)
ぢやああつたが、あたりがもう/\として、
向
(
むか
)
う
岸
(
ぎし
)
も、ぼつと
暗
(
くら
)
い。
折
(
をり
)
から
一杯
(
いつぱい
)
の
上汐
(
あげしほ
)
さ。
深川浅景
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
「昨夜の
上汐
(
あげしほ
)
で、下の方から押し流されて來たのかも知れない」
銭形平次捕物控:237 毒酒薬酒
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
折からの
上汐
(
あげしほ
)
、あつぷ、あつぷとやる利助を尻目に
銭形平次捕物控:006 復讐鬼の姿
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
“上汐”の解説
上汐(うえしお)は、大阪府大阪市中央区および天王寺区の町名。現行行政地名は上汐一丁目から上汐六丁目。上汐一丁目および上汐二丁目が中央区、上汐三丁目から上汐六丁目が天王寺区に属する。区によって町名が分断されている大阪市の町としては、他に日本橋(1・2丁目が中央区、3~5丁目が浪速区)・万代(1丁目が阿倍野区、2~6丁目が住吉区)がある。
(出典:Wikipedia)
上
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
汐
漢検準1級
部首:⽔
6画
“上”で始まる語句
上
上手
上下
上方
上海
上衣
上野
上総
上人
上﨟